厚生労働省が女性の活躍を推進する企業を支援しようと設けた助成金で、昨年度以降、企業からの申請が1件もないことが分かり、厚生労働省は申請をしやすいよう要件を緩和することになりました。

厚生労働省は昨年度、女性の管理職の割合などの数値目標を設定し、達成した企業に15万円から30万円の助成金を支給する制度を設けました。

女性の活躍を推進する企業を支援しようというねらいで、1億2000万円の予算を組み、およそ400件の申請を見込んでいましたが、企業からの申請は1件もありませんでした。

さらに今年度は、女性活躍推進法の成立を見込んで予算を2億4000万円と倍に増やしましたが、今のところ申請は1件もないということです。

このため、厚生労働省は申請をしやすいよう要件を緩和することにし、中小企業には数値目標を達成できなくても、女性社員を対象にした研修を行うなど取り組みを始めた時点で30万円を支給することにしました。さらに、数値目標を達成すれば30万円を追加支給するということです。

厚生労働省は来年4月に女性活躍推進法が施行されるのを前に、来月中旬から要件を緩和する方針で、「法律の施行に先駆けて企業を支援し、女性が活躍できる環境を整えたい」としています。

当該助成金の関連リンク
http://www.mhlw.go.jp/topics/2015/02/dl/tp0226-07-02p.pdf
http://www.positiveaction.jp

情報ソース
NHK News Web